学習ログ43週目6/20~6/26

2021年7月4日

今週の学習結果

①明細書を読む。
②放射線とプラズマについて学習。
③用語集作成。知子作業。
④対訳学習 EMISSION-BASED DETECTOR FOR CAPILLARY GAS CHROMATOGRAPHY(WO2017/008146)
計31.75hの勉強(計1434.25h)

対訳学習をしていて、英語がわかるだけでは通用しないと改めて思いました。分野によって単語の意味が違ってくるので、訳語の確定が大変だなと感じています。色を付けた下線部のところは、どちらも先にどこかで学習していた部分があったので、少し調べて納得できました。

【原文】The detection window 48 may be sealed against the top surface 42 of the base plate 40 in a leak-preventing engagement, thereby avoiding both atmospheric contamination of the sample and outboard leaks. (WO2017/008146)

【訳文】検出器窓48は、台板40の上面42に対して漏出防止係合式に封止され、それにより雰囲気に因る試料の汚染及び機外漏出の両方を回避させるようになっていてもよい。(特表2018-521316)

以下、自分なりに調べて解釈したところを載せてみます。

a leak-preventing engagement
engagement は、広義の「係合」に相当します。意味は、「係わり合うこと」です。歯車がかみ合っているとか、単に物と物が接触しているときにも使うようです。ここでは、部品と部品が接触している部分を「係合式」と表現してあると思います。図面を見ればわかるのですが、試料が漏れないように密接して接触している感じです。

atmospheric contamination of the sample
atomospheric contamination は、ここでは「大気汚染」ではなく、「雰囲気汚染」となります。
化学では、「雰囲気」とは、ある気体で満たされた環境、のことです。
ここでは、「試料の雰囲気汚染」を「雰囲気に因る試料の汚染」としてありますが、調べたところ、前者の方がしっくりくる感じがします。


これらを対訳メモとして、対訳学習の際、残すようにしています。同時に知子にも登録しています。