特許翻訳者になるまでの2年と3カ月の振り返り
目次
2年と3カ月の学習を振り返って
レバレッジ講座受講開始以降の流れ
学習した明細書合計 150件
2020/9~2021/2 化学の学習(読んだ明細書16件:消臭・除菌・殺菌・洗浄、膜・分離など)
2021/2~4 物理の学習
2021/4 対訳シリーズP&G
2021/5 化粧品関係の明細書(11件:乳化、凝集など)、水処理関係の明細書(17件:分離、膜など)、その他(3件)
2021/6 質量分析装置関係の明細書(12件:クロマトグラフィー、超臨界流体、加水分解など)
2021/7 プラズマ関係の明細書(7件:プラズマ、表面処理、殺菌・滅菌・除菌など)、その他(3件)
2021/8~12 医療機器関係の明細書(45件:カテーテル、ステント、内視鏡、超音波診断装置、画像診断装置、手術用器具、遠心血液ポンプなど)
2022/1~4 医療機器関係の明細書(17件:MRI、超音波画像診断装置、ナビゲーションシステム、血管内超音波画像処理、手術用器具、植込み型リードなど)
翻訳学習、翻訳環境について
・学習時間:概算3255.25時間(2年3か月)
・対訳学習:15件(化粧品、クロマトグラフィー、医療機器など)
Tradosを使用して、自力翻訳→公開訳と比較検証
・CATツール:Trados2021(2020年6月終わりに購入)
・使用ソフト:秀丸、XMind、EKWords、KH Corder、知子の情報など
・使用辞書:研究社 新英和大辞典第6版、ビジネス技術英語大辞典V6、日外35万語科学技術用語大辞典、ライフサイエンス辞書、英辞郎など
・用語集:Trados Multiterm用語集45,668語(医学、分析、生体工学関連)
:Excel用語集約22,621語(特許、機械、電気、半導体、建築、土木、統計など)
用語集はすべて、串刺し検索できるように、Logophileに組み込み完了
・学術用語集(化学編、物理学編、機械工学編、分光学編)
・知子カード(化学と物理:1172、翻訳関係:6317、明細書学習:1923、日記:379、その他498、イートモ学習履歴355、実務98)
・イートモ:2020年11月半ばに購入
医療機器の明細書に出てくる用語を検索して、英訳学習に使用
・参考書:マクマリー有機化学(日・英)、アトキンス物理化学(日・英)、アメリカ版大学生物学の教科書、科学論文の英語用法百科(グレン・パケット著)、翻訳の布石と定石、特許翻訳者のための米国特許クレーム作成マニュアル、外国出願のための特許翻訳英文作成教本、米国特許クレーム作成マニュアル、など。
できたこと
・毎日学習
理想の学習時間は、早朝2.5h、午前中2.5h、午後1hとしていて、平均5時間をほぼ達成。
・日々の学習を記録
ノートに、学習時間と内容、その他の活動を記録。
・日本語、英語の明細書の多読、ノートまとめ
毎日少しでも読み進めて、読んだらノートに必ずまとめた。
必要な情報は、知子の情報に記録した。
・翻訳学習
自力翻訳(日→英)を毎日少しでも行った。
イートモを使用して、英訳学習を毎日少しずつ行った。
・毎日勉強、毎日記録、毎日分析、毎日アウトプットのうちの、分析とアウトプットが毎日できていない。
学習内容や、学習における気づきをブログに書けていない。日々の記録と知子の情報には残せている。
できなかったこと
・毎週ブログ更新
1週間の学習記録を必ずまとめてブログにアップしたが、実務を獲得してからは、ノートに残すだけになっている。
・日々の学習の可視化
毎日の学習記録をノートにざっと書いているが、可視化できていない。ブログにしっかりしたものをアップできていない。
トライアル記録
・初トライアル挑戦(2022.2) → 不合格
・トライアル応募 15社
・トライアル提出 13社(合格3社、不合格5社 返事なし5社)
・トライアルなしの登録 2社
2022年2月(受講から1年半でトライアル挑戦開始、8か月後に合格)。2022年の目標として、「9月までには実ジョブを獲得して稼ぐ」としていたが、2か月遅れて11月に達成。
実ジョブ記録
現在、2社(英日特許機械、英日校正)と契約。(講座開始から2年と2か月)
英日特許機械:11月初めに登録。11月に1件、12月に2件納品。1月に1件受注。
英日校正:10月末に登録。11月に3件、12月に2件納品。1月に2件受注。
英語講師としての仕事もあるので、今のところ駆け出しとしては、無理なく受注・納品できています。1件ずつ全力で取り組み、継続して案件を受注できることがまず3月ぐらいまでの目標です。4月からまたトライアルにも挑戦して、もう1社登録を増やしたいです。
まとめ
トライアルに挑戦し始めたのは、講座開始から1年半経ったころです。この時点で、学習した明細書は100件、対訳学習は10件でした。トライアルに応募しながら学習を続け、11月に応募した時点では、学習した明細書は150件、対訳学習は15件です。
トライアル応募は合計で15社。講座開始から2年と2か月で、英日特許翻訳機械分野に合格し、合格後すぐに案件を受注し、途切れずに受注できています。このトライアルは時間制限付きでしたので、合格したときはとても嬉しかったです。トライアルを受け始めた当初は、CVのことやトライアルの中身や、わからないことだらけでしたが、受けるにつれていろいろとわかってきます。トライアルが送られて来るだけでも有り難いと思い、全力で取り組みました。トライアルを受ける際に大事なのは、トライアルの見直しです。必ず見直すと、自分のミスやいろんなことに気づきます。それを次に生かすことで合格も見えてくるでしょう。
講座で学んだことはたくさんあります。2年と2か月で特許翻訳者として収入を得られるようになるなんて、受講前には思ってもいなかったことです。おそらく、英語力とパソコンスキルが大きな強みだったとは思いますが、管理人さんに教えられたマインドセットや、勉強の仕方を信じて、勉強を続けたからここまで来れたと思います。独学では無理だったでしょう。英語講師からだけだった収入に翻訳も加わり、自分のスキルに自信が持てるようになりました。2023年も止まらず、翻訳の仕事を増やし、勉強も続けて行こうと思っています。実ジョブが来ると、なかなか時間が取れませんが、ブログも続けますので、また見ていただけたらと思います。